NETSTARSBLOG

ネットスターズ・ベトナム法人を紹介します

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ネットスターズは世界に5拠点あり、その1つがベトナム法人です。
ベトナム第二の都市、ハノイ中心部にオフィスを構えるベトナム法人は、総勢11人のチームです。2019年12月に設立、現在4期目に入っています。ネットスターズのプロダクト・サービスを担う重要な拠点です。

ベトナムオフィスのメンバー・働き方

スタッフは、広く開発を行うフルスタックエンジニア、モバイルアプリ開発者、テスター、翻訳とプロジェクトマネジメントを担うスタッフ、バックオフィススタッフで構成されます。若年層の人口が多いベトナムだけに、ベトナムオフィスもスタッフのほとんどが20~30代の若いチームです。

現在、開発メンバーの多くはリモートワークで業務にあたっており、チャットツールでコミュニケ―ションしながら開発を進めています。始業時にはすべてのメンバーがオンラインでミーティングをしており、その日の業務内容や進捗状況について確認します。オフィスには必要なときに出社し、意見を交わします。全般的に残業はあまりなく、ほとんどのメンバーが17時半には勤務を終えます。

ベトナムオフィス ミーティングの様子

日本で展開するStarPayを支える

若く優秀な開発者を抱えるベトナムオフィスでは、日本からのオフショア機能も担っています。日本国内で展開するStarPayの追加機能開発や決算管理システムの保守・改善のほか、日本やベトナム、それ以外の国の銀行や決済企業とのサービス接続も手がけています。

その一例として2023年3月には、ベトナムのMilitary Commercial Joint Stock Bank(MB Bank)が提供するMB BankアプリのQRコード決済サービスが、StarPayを通じて日本で利用できるようになりました。訪日ベトナム人が日本で買い物をするときに、MB Bankアプリを使ってデビット方式で決済できます。日本ではインバウンド観光客を対象にしたキャッシュレス決済が広まりつつありますが、ベトナムの決済は初めてでした。ベトナムオフィスは日本へのサービス導入にあたり、サービス提供元であるMB Bankとの交渉や調整など、技術面だけでなく現地にいるからこそできるサポートを行いました。ASEANは決済のデジタル化が進むエリアでもあり、日本とのボーダーレス化をすすめる拠点として機能しています。

また、ベトナムオフィスはベトナム国内向けに店舗管理アプリ「TeTeShop(テテショップ)」を開発・提供しています。小規模な小売店向けに、在庫管理やECサイトの立ち上げ、会計用バーコード作成などの機能をもつアプリです。スマホ1つでの手軽な店舗管理をサポートしています。

TeTe Shop アプリ

さらに、日本のStarPayの決済技術をベトナム国内向けに展開できないか、検討をすすめています。日本とベトナムに拠点があることを活かし、グローバルに事業を展開します。

ベトナムオフィスは、少数精鋭で、既存業務はもちろん、業務を通じて新たなチャレンジにも取り組んでいます。