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QNBグループによるGCC初となるWeChat PayのEC決済導入を支援

2025年12月3日

ネットスターズ、QNBグループによるGCC初となるWeChat PayEC決済導入を支援 

Darwish Holdingとの協業により実現 

株式会社ネットスターズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:李 剛、以下「ネットスターズ」)は2025年11月、中東・アフリカ最大の金融機関であるカタール国立銀行(QNB)グループが、GCC(湾岸協力会議)地域で初めてWeChat PayによるEC決済の受け入れを可能にする取り組みを支援しました。本プロジェクトはDarwish Holdingとの緊密な協力のもと実現しました。

この画期的な取り組みにより、QNBのEC加盟店はWeChat Payを決済オプションとして提供できるようになり、増加する中国人観光客や在住者のニーズに応えます。現在、Darwish Holding傘下のFifty One East、Fnac、iSpace、Toysaloonaなど、カタールの一部小売店のオンラインストアでサービスが開始されています。

微信(WeChat)の広範なECエコシステムをGCC地域に統合することで、金融包摂の促進とデジタルイノベーションの推進が期待されます。顧客は地元加盟店で安全かつシームレスな取引を体験でき、ショッピング体験が向上します。QNBはeコマースおよびデジタル決済のイノベーション分野で先駆者として、カタールの金融・銀行業界の変革を牽引しています。

カタールでのセレモニー。右から3人目がネットスターズ 取締役CFO 安達 源、右から2人目がシンガポールオフィスディレクターのジャクリーン・トルセ・ワン

QNBはデジタルバンキングのリーダーとして、強固な加盟店管理インフラと高度なペイメントゲートウェイシステムを活用し、本ソリューションの導入を成功に導きました。Darwish Holdingおよびネットスターズと連携し、国際的なセキュリティ基準への完全準拠と地元加盟店との円滑な統合を実現しています。

Darwish HoldingはQNBおよびネットスターズとのパートナーシップを通じて、カタールのEC分野にWeChat Payを導入することで、グローバルな消費者ニーズを先取りし、最高水準の小売体験を提供する姿勢を示しています。中国からの観光客誘致を目指す国の取り組みを支援し、顧客のニーズに合わせたシームレスな決済ソリューションを提供することは自然な流れでした。Darwish Holdingおよびその子会社は長年にわたり小売イノベーションを推進しており、今回の協業はカタールを現代的で歓迎される旅行先としてさらに強化します。

ネットスターズは、カタールのEC分野へのWeChat Pay導入を通じて、グローバルにシームレスかつ安全な決済体験を拡大するというミッションに沿った取り組みを進めています。本施策はカタールにおけるキャッシュレス化の推進と、居住者・訪問者双方の日常サービス向上に貢献します。

本戦略的協業により、WeChat Payを提供しているテンセントは、中国人観光客がカタールでの旅行やオンラインショッピングをより快適に、安全かつ効率的に決済できる環境を提供し、地域におけるWeChat Payの存在感をさらに強化します。

QNBは、デジタル決済イノベーションの推進と、顧客利便性を高めるシームレスな決済ソリューションの提供に取り組んでいます。カタールにおけるEC向けWeChat Pay導入は、加盟店・消費者の進化するニーズに応えるとともに、同地域の金融分野におけるリーダーシップをさらに拡大するものです。